2011年8月11日木曜日

夏休み


立秋を過ぎたとは言え、猛暑はまだまだ続く。
加えて旧盆が近づき、学生以外もそろそろ夏休み気分だ。
夏休み。
遠く過ぎ去った学生時代、私は夏休みをどう過ごしていたのだろう? よく思い出せない。
下宿から直ぐに帰省していたのだろうか? 当時は航空運賃はまだまだ高価で鉄道が現実的選択であった。当時全盛を迎えていた多数の寝台特急を選ぶか、博多まで全通したばかりの新幹線を使うテもあったのだろうが、ひねくれ者の私は在来線のしかも急行か鈍行を選んだ。しかも東海道山陽を真っ直ぐ西進せずに中央線や紀勢線や福知山線を経由した。そんなひねくれ具合だったから宿には当然泊まらず、車中で夜を過ごした。当時は夜行列車も豊富で苦労なく旅程を組めた。しかし夏だ。夏だから汗をかく。新陳代謝の盛んな若い男が夏に入浴もせずに昼夜兼行で2000km近い旅行をしているのだ。臭くない筈がない。周囲の乗客には迷惑をかけたんだろうなぁ.....。
夏休みと言えば思い出すのは鉄道旅行とあといくつかのエピソードだけだ。

2011年7月27日水曜日

青梅街道東下

荻窪から新宿までの9kmでブラブラ歩きながら面白いものを沢山見ることが出来ました。今回の青梅街道散歩に限らず、あちこちよく歩きます。東京は坂道が多い、というのも今回実感しました。江戸の街自体、関東ローム層が江戸湾に落ち込むところにあります。南関東は雨の多いところで、地表を流れた雨水は川となり、この脆弱な火山灰地を浸食して東流して、沢山の谷を形成しました。江戸〜東京はその谷をも含めて舐める様にして街を拡大していったので、坂道だらけなのですね。これは同じ大都市でも大阪や京都や名古屋と全くことなることです。これら西の大都市では自転車で苦もなく走り抜けることが出来ますが、東京では無理です。今回歩いた区間内でも荻窪〜中野坂上は平坦でしたが、中野坂上を過ぎた途端、新宿三丁目の終端までの僅かな距離の間に上り下りに頻繁に遭遇しました。

2011年6月5日日曜日

等倍で見る

デジタル写真。フィルムを駆逐する勢いですが、描写はフィルムに擦り寄っている様に見えます。

デジタル写真の最も良くない弊害が「等倍で見る」です。フィルム時代にはプロですらやらなかったことを皆がやる様になった。「等倍で見る」のは無意味です。せいぜいA4くらいの拡大で充分。「等倍で」ボケて見えるとかブレてるとかで悩むのは百害あって一利なしです。

楽しく行きましょうや。

2011年6月4日土曜日

随分と間が空いてしまった.....

随分と間が空いてしまっていました。

これまで子供の頃の趣味ばかり書いていましたが、そこから現在に来るには長い長い時間がかかってしまいますので、ここで一気に「今」に引き寄せます。

今の趣味は写真/カメラです。そして季節は梅雨です。
梅雨とは言え関東では晴れの日も少なくないので、晴天〜曇天〜雨天と光の条件がバリエーション豊富で、写真を撮るのにとても良いと思います。カラフルな傘と雨に濡れた緑の木々。デジタルカメラなら高コントラストで高彩度なので曇天〜雨天に向いているとさえ思います。

外に出て写真を撮りましょう。

2011年4月24日日曜日

夜空をながめ始めた頃

切手蒐集、釣り、と来て、今度は空です。

天文:これも小学校高学年の時からです。毎週日曜日、プラネタリウムに通い、星の名前や位置や星座の神話を知りました。東方最大離角とか天文単位とか難しげな単語を知ってエラくなった、と勘違いもしていました。当時の日本は空前の天文ブームで、特に彗星の観測と発見が全世代の関心事でもありました。米ソのロケット打ち上げ競争やApollo 11号の月面着陸があり、そして、日本でも内之浦や種子島にロケット発射場が作られ、ロケットが次々と打ち上げられる、という、ある意味ではあの年代の男の子にとってはドンピシャリな状況下で過ごしたわけです。

2011年4月23日土曜日

投げ釣りの日々

小学生男児の趣味が続きます。

釣り:切手蒐集に少し遅れて始めたのが釣りです。港近くに住んでいる友人に誘われて始めました。
埠頭では立派な竿は不要で、長さホンの30cmくらいの小枝の棒でカワハギを何匹も獲ることが出来ました。しかし、子供にとって港での太公望は退屈でした。
一方、遠浅の浜では本格的な道具だてが必要で、繰り出し竿とリールを使って投げ釣りを楽しみました。竿を持って少し大股に立ち、いったん上体を後方に大きく反らせ、そして竿と腕を全力で前方に投げ出す様にすると、そのエネルギーに乗って錘のついたミチイトはスルスルとリールから解かれて伸び、数秒後に遠くの海面にポチャリと落ちる。ウキが少し沈んだり、ミチイトが引っ張られたりしたらアタリで、すぐさまリールで糸を巻き上げる。これの繰り返しです。単純ですが野球もサッカーもやらない私にとってはこれがスポーツの様に思え、これが楽しくて殆ど毎週末は岸壁か砂浜で過ごしましたが、岸壁と違って毎回殆ど獲物ゼロだったせいか、これも小学校卒業とともに離れてしまいました。

2011年4月22日金曜日

ゆっくり始めてみよう

さて、ゆっくり始めてみようと思います。


人となりを表すのに良いものの一つに、その人の趣味嗜好があります。趣味嗜好は年齢によって変わることが多いとされますが、私も同様です。今は興味を失ったものもありますが、それらについてつらつらと。


切手蒐集:昭和の半ばの頃には切手を集めるのは趣味の王道の一つでした。少年雑誌での記事をきっかけに小学校の間、集めました。国内外のカラフルな切手を集め、ストックブックに挿んで眺めていましたが、実際のところ、本当に楽しかったのか、よく覚えていません。数年で熱が冷めてしまったのは、実はそれほど楽しくなかったからなのかも知れません。