2011年4月24日日曜日

夜空をながめ始めた頃

切手蒐集、釣り、と来て、今度は空です。

天文:これも小学校高学年の時からです。毎週日曜日、プラネタリウムに通い、星の名前や位置や星座の神話を知りました。東方最大離角とか天文単位とか難しげな単語を知ってエラくなった、と勘違いもしていました。当時の日本は空前の天文ブームで、特に彗星の観測と発見が全世代の関心事でもありました。米ソのロケット打ち上げ競争やApollo 11号の月面着陸があり、そして、日本でも内之浦や種子島にロケット発射場が作られ、ロケットが次々と打ち上げられる、という、ある意味ではあの年代の男の子にとってはドンピシャリな状況下で過ごしたわけです。

2011年4月23日土曜日

投げ釣りの日々

小学生男児の趣味が続きます。

釣り:切手蒐集に少し遅れて始めたのが釣りです。港近くに住んでいる友人に誘われて始めました。
埠頭では立派な竿は不要で、長さホンの30cmくらいの小枝の棒でカワハギを何匹も獲ることが出来ました。しかし、子供にとって港での太公望は退屈でした。
一方、遠浅の浜では本格的な道具だてが必要で、繰り出し竿とリールを使って投げ釣りを楽しみました。竿を持って少し大股に立ち、いったん上体を後方に大きく反らせ、そして竿と腕を全力で前方に投げ出す様にすると、そのエネルギーに乗って錘のついたミチイトはスルスルとリールから解かれて伸び、数秒後に遠くの海面にポチャリと落ちる。ウキが少し沈んだり、ミチイトが引っ張られたりしたらアタリで、すぐさまリールで糸を巻き上げる。これの繰り返しです。単純ですが野球もサッカーもやらない私にとってはこれがスポーツの様に思え、これが楽しくて殆ど毎週末は岸壁か砂浜で過ごしましたが、岸壁と違って毎回殆ど獲物ゼロだったせいか、これも小学校卒業とともに離れてしまいました。

2011年4月22日金曜日

ゆっくり始めてみよう

さて、ゆっくり始めてみようと思います。


人となりを表すのに良いものの一つに、その人の趣味嗜好があります。趣味嗜好は年齢によって変わることが多いとされますが、私も同様です。今は興味を失ったものもありますが、それらについてつらつらと。


切手蒐集:昭和の半ばの頃には切手を集めるのは趣味の王道の一つでした。少年雑誌での記事をきっかけに小学校の間、集めました。国内外のカラフルな切手を集め、ストックブックに挿んで眺めていましたが、実際のところ、本当に楽しかったのか、よく覚えていません。数年で熱が冷めてしまったのは、実はそれほど楽しくなかったからなのかも知れません。