2011年7月27日水曜日

青梅街道東下

荻窪から新宿までの9kmでブラブラ歩きながら面白いものを沢山見ることが出来ました。今回の青梅街道散歩に限らず、あちこちよく歩きます。東京は坂道が多い、というのも今回実感しました。江戸の街自体、関東ローム層が江戸湾に落ち込むところにあります。南関東は雨の多いところで、地表を流れた雨水は川となり、この脆弱な火山灰地を浸食して東流して、沢山の谷を形成しました。江戸〜東京はその谷をも含めて舐める様にして街を拡大していったので、坂道だらけなのですね。これは同じ大都市でも大阪や京都や名古屋と全くことなることです。これら西の大都市では自転車で苦もなく走り抜けることが出来ますが、東京では無理です。今回歩いた区間内でも荻窪〜中野坂上は平坦でしたが、中野坂上を過ぎた途端、新宿三丁目の終端までの僅かな距離の間に上り下りに頻繁に遭遇しました。