2011年8月11日木曜日

夏休み


立秋を過ぎたとは言え、猛暑はまだまだ続く。
加えて旧盆が近づき、学生以外もそろそろ夏休み気分だ。
夏休み。
遠く過ぎ去った学生時代、私は夏休みをどう過ごしていたのだろう? よく思い出せない。
下宿から直ぐに帰省していたのだろうか? 当時は航空運賃はまだまだ高価で鉄道が現実的選択であった。当時全盛を迎えていた多数の寝台特急を選ぶか、博多まで全通したばかりの新幹線を使うテもあったのだろうが、ひねくれ者の私は在来線のしかも急行か鈍行を選んだ。しかも東海道山陽を真っ直ぐ西進せずに中央線や紀勢線や福知山線を経由した。そんなひねくれ具合だったから宿には当然泊まらず、車中で夜を過ごした。当時は夜行列車も豊富で苦労なく旅程を組めた。しかし夏だ。夏だから汗をかく。新陳代謝の盛んな若い男が夏に入浴もせずに昼夜兼行で2000km近い旅行をしているのだ。臭くない筈がない。周囲の乗客には迷惑をかけたんだろうなぁ.....。
夏休みと言えば思い出すのは鉄道旅行とあといくつかのエピソードだけだ。