2011年4月23日土曜日

投げ釣りの日々

小学生男児の趣味が続きます。

釣り:切手蒐集に少し遅れて始めたのが釣りです。港近くに住んでいる友人に誘われて始めました。
埠頭では立派な竿は不要で、長さホンの30cmくらいの小枝の棒でカワハギを何匹も獲ることが出来ました。しかし、子供にとって港での太公望は退屈でした。
一方、遠浅の浜では本格的な道具だてが必要で、繰り出し竿とリールを使って投げ釣りを楽しみました。竿を持って少し大股に立ち、いったん上体を後方に大きく反らせ、そして竿と腕を全力で前方に投げ出す様にすると、そのエネルギーに乗って錘のついたミチイトはスルスルとリールから解かれて伸び、数秒後に遠くの海面にポチャリと落ちる。ウキが少し沈んだり、ミチイトが引っ張られたりしたらアタリで、すぐさまリールで糸を巻き上げる。これの繰り返しです。単純ですが野球もサッカーもやらない私にとってはこれがスポーツの様に思え、これが楽しくて殆ど毎週末は岸壁か砂浜で過ごしましたが、岸壁と違って毎回殆ど獲物ゼロだったせいか、これも小学校卒業とともに離れてしまいました。

0 件のコメント:

コメントを投稿